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  • 認定補聴器技能者のブログ『補聴器通信』新年のご挨拶 東武百貨店5階補聴器さろん 

認定補聴器技能者のブログ『補聴器通信』新年のご挨拶 東武百貨店5階補聴器さろん 

2024.1.3  池袋東武店, 補聴器通信, 補聴器, コラム

新年あけましておめでとうございます。

東武百貨店池袋店5階10番地補聴器さろんの豊川です。

今年も、この場を通して耳や補聴器の情報発信をさせていただき、少しでも皆様のお役に立てればと思います。

今年の干支は「辰」です。

今日は「辰」に関する耳のお話をさせていただきます。

全日本ろうあ連盟という組織があります。

全国47都道府県に参加団体を擁する全国唯一のろう者の団体です。ろう者の人権を尊重し文化水準の向上を図り、その福祉を推進する取り組みを行っています。

ろう者の意味は多義的ですが、聴覚障がい者の一区分で医学的には両耳の聴力が100㏈以上の最重度聴覚障害のことを「ろう」と言います。現在では一般に医学背景ではなく、文化的背景から判断され、難聴者や中途失聴者という表現を使用されることもあります。

この「ろう」という字ですが、漢字で書くと「龍」に「耳」と書いて「聾」と書きます。

日本ろうあ連盟のシンボルマークは「タツノオトシゴ(龍の落とし子)」を模したものになっています。

「龍の耳が海に落ち、耳は転じて龍の落とし子になる。ろうとしての龍の耳が海の中に落ちたことになれば、タツノオトシゴはろうあ者を象徴するシンボルになる。」と全国のろうあ者のマスコットとされていました。

これを全国ろうあ者大会を経て、正式マークとして採用することになりました。

このマークは次の3点をポイントにデザインされています。

・3月3日の耳の日にちなんだ「3」の数字

・ろう者の「ろ」の字

・耳の形を総合して、単純な表現で見やすい物

龍は角で音を感知できるため、使わなくなった耳が落ちて上記のタツノオトシゴになったというお話もあります。

龍の角ほどの神通力はありませんが、聞こえにお悩みの皆様にとって東武百貨店5階補聴器さろんの補聴器が龍の角となるよう努力して参ります。

皆様、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

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