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  • 認定補聴器技能者のブログ『補聴器通信』 補聴器の形色々①  東武百貨店5階補聴器さろん

認定補聴器技能者のブログ『補聴器通信』 補聴器の形色々①  東武百貨店5階補聴器さろん

2024.3.18  池袋東武店, 補聴器通信, 補聴器, コラム

東武百貨店池袋店5階10番地 補聴器さろんの豊川です。いつも当店をご愛顧いただき、ありがとうございます。

一般的に「補聴器」といっても色々な形があり、どれにすればよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

今回は補聴器の形とその特徴についてお話をしていきたいと思います。

まず大きく、補聴器は3種類に分かれます。

耳に掛けて先端部分の耳栓を耳の穴に入れる「耳かけ型」。

補聴器全体を耳の穴に入れる「耳穴型」。

小型の携帯ラジオのような「ポケット型」。

それぞれの特徴は以下のようになります。

耳かけ型

メリット

・小型の目立たないタイプであっても、軽度~高度難聴の方へ幅広く対応が可能。

・耳栓の選択が可能で使用者の聞こえの状態、装用感に合わせて自由に変更が可能。

・充電式、Bluetoothを使用した無線機能、操作性が高い等、大きさに左右されず多機能。

デメリット

・マスクとの兼ね合いが難しく、マスクを外す際に一緒に外れてしまう。

・大きさによっては目立ちやすい。

・耳の上に引っ掛ける形になるので、汗の影響を受けやすい。

耳穴型

メリット

・オーダーメイドタイプは特に耳へフィットし、紛失の心配が少なく補聴器の聞こえをフルに実感可能。

・一番小さなタイプは外からほぼ完全に視認不可で、目立ちにくい。

・メガネやマスクの邪魔にならない。

デメリット

・オーダーメイドタイプは特に耳穴をしっかり塞ぐため、自分の喋った声や物を噛んだ時の咀嚼音が大きく響く。

・大きさによって価格は変わらなくても性能に差が出る。(小さいタイプではボリュームコントロール機能が付けられない等)

・耳の状態によって作成できない方や耳垢の柔らかい方や耳垂れのある方などは、故障リスクが高くなる。

ポケット型

メリット

・価格が安い。一般的に2~5万円くらいのものが多く、耳かけ型や耳穴型に比べると圧倒的に安い。

・電池が長持ち。通常の耳かけ型、耳穴型補聴器の空気電池は5~10日間の寿命。

・ポケット型は一般的な単三単四電池を使用するため、面倒な電池交換の頻度が少ない。

・高い操作性。スイッチ、ボリュームコントロール等本体を見ながら操作できるため、操作しやすい。

デメリット

・目立つ。首からぶら下げたり、ポケットに入れて使用。そこから更にコード状のイヤフォンを耳に入れて使用するため、最も目立つ形。

・音質の細かい調整が不可。ボリューム全体を上げたり、下げたり、多少の音質調整は可能ですが、使用者の聴力データに合わせての調整は難しい。

・雑音が多い。本体をぶら下げる、ポケットに入れる形なので、歩いていての衣擦れの音も拾ってしまい、常時装用には向かない。必要時のみの使用が多くなる。

・種類が少なく、販売するメーカーが減っている。

まとめ

簡単にそれぞれの特徴をお話しさせていただきました。

補聴器が目立つことが決して悪いことではありませんし、その方その方で重要視するポイントは変わってくるかと思います。

またこれだけいろいろな形があるということは、100%これが秀でていてこの補聴器なら間違いない、という補聴器が存在せず、それぞれの特徴を理解し、自分に合った補聴器を選ぶ必要があるということでもあります。

当店は、認定補聴器技能者の豊富な知識でお客様へ補聴器を提案をさせていただくことができる認定補聴器専門店です。

ぜひとも、まずはご相談ください。

次回は耳かけ型補聴器について、もう少し深く掘り下げて紹介させていただく予定です。

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